俳聖殿（はいせいでん） 笠や蓑をかたどったユニークな建物【三重県伊賀市観光／関西本線観光スポット】

写真提供：三重フォトギャラリー

伊賀上野市は松尾芭蕉翁の生まれた地です。

俳聖殿（はいせいでん）は、三重県伊賀市の「伊賀上野城」が建つ上野公園内の北端、伊賀出身の俳諧師 松尾芭蕉 昭和17年（1942）の生誕三百年を記念して、建築家伊東忠太の設計で地元代議士故川崎 克氏が私財を投じ建立。

外観は芭蕉翁の旅姿を建築に表現した（上部の屋根は笠、下部の屋根は蓑を付けた姿、堂を取り囲む柱は杖）記念建築物です。

内部の芭蕉像は、彫刻家の長谷川栄作が本体原型を製作、川埼 克氏が意匠を加え焼いた伊賀焼の座像が収められています。

平成22年（2010）国重要文化財に指定。

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