宇治茶歴史街道文化的景観の茶畑の道~木津川市・和束町~【木津川市観光スポット巡り/関西線観光コース】
宇治茶歴史街道文化的景観の茶畑の道~木津川市・和束町~
宇治茶歴史街道文化的景観の茶畑の道~木津川市・和束町~
JR関西本線JR加茂駅→恭仁宮大極殿跡→史跡恭仁宮跡(山城国分寺跡)→海住山寺→石寺の茶畑→撰原の茶畑→安積親王陵墓→グリンティ和束→JR関西本線JR加茂駅
京都府選定文化的景観に選定された「和束町の宇治茶の茶畑景観」を巡り、紺碧の空と茶樹が織りなすコントラストの美しさを楽しむ道です。
お茶の京都 木津川市観光モデルコースに認定
※距離:約8.7km
所要時間 2時間
ジャンル 芸術・文化・街並/自然・景観
JR関西本線JR加茂駅
JR関西本線JR加茂駅(かもえき)は、京都府木津川市加茂町駅西一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線の駅である。
1897年(明治30年)に奈良経由で大阪と名古屋を結ぶ関西鉄道の駅として開業した。
恭仁宮大極殿跡
天平12 年(740)、聖武天皇は、疫病や戦乱に見舞われ、社会不安が全国的に高まっていた事態を一新するため、都を平城京から山背国相楽郡恭仁宮に遷都した。恭仁宮は、それまでの都に比べ規模も小さく、わずか数年の短命な都だったが、この間、諸国に国分寺・国分尼寺建立を命じたり、墾田永年私財法など重要な政策を行い、日本の中心としてその役割を果たした。
山城国分寺跡
天平17 年(745)、恭仁宮から難波に都が遷されると、翌天平18 年(746)、宮跡の中心部分は、当時全国的に進められていた国分寺建立の動きに合わせて、「山背国分寺」として生まれ変わることになった。国分寺は東西約275m、南北約330mという広い伽藍を持っていた。かつての大極殿は金堂として再利用され、新たに七重塔が造営された。
海住山寺
天平7年(735)、聖武天皇の勅願により、東大寺の良弁僧正が開創したと伝えられている。山上の伽藍は貞慶が復興してからのもので、本堂の傍らにそびえる五重塔は、山並みに映える鎌倉時代の傑作で、国宝に指定されている。また、鎌倉時代に、同寺の慈心上人が、栂尾から茶の種子の分与を受け、鷲峰山山麓に栽培したのがこの地のお茶の発祥と言われている。
石寺の茶畑
春、和束の町は西から東へと順に暖かくなり、西に位置するこの地域は「早場(はやば)」と呼ばれ、4月下旬には早くも茶摘みが始まる。近代的な農園整備がなされ、空まで続く茶畑が見られる。
撰原の茶畑
和束の茶畑は、川沿いから見上げるだけでは想像がつかないほど、急傾斜の山の上にも広がる。この地域では傾斜に合わせ、パッチワークのように繊細に畝が巡らされ、まさに「山畑」と言える。
安積親王陵墓
安積親王は聖武天皇の第五皇子で、744 年17歳で死去。平城京・恭仁宮と紫香楽宮とを結ぶ街道を愛した皇子のために、この地を陵墓として葬られたと伝えられている。別名太鼓山とも呼ばれ、茶畑に囲まれた陵墓から眺める風景も絶景。
グリンティ和束
グリンティ和束は、和束町の農業振興の拠点として、また、住民が広く交流する施設として設置され、現在は純粋な和束茶が楽しめる「和束茶カフェ」を併設している。
JR関西本線JR加茂駅
JR関西本線JR加茂駅(かもえき)は、京都府木津川市加茂町駅西一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線の駅である。
1897年(明治30年)に奈良経由で大阪と名古屋を結ぶ関西鉄道の駅として開業した。
木津川市へのアクセス
木津川市へ観光にお越しの際は
【車で最寄りICから】
◆京都方面より:
京奈和自動車道・山田川ICまたは木津ICすぐ
◆大阪方面より:
第二阪奈道路・奈良—R308—R24(約50分)
阪神高速・森小路—R163(約50分)
【公共交通機関で】
◆京都方面より JR奈良線:
JR京都駅—<JR奈良線快速>—JR木津駅(約35分)
◆大阪方面より JR関西線:
大阪駅—<JR大和路線快速>—木津駅(約1時間)
◆空港より 南海・JR:
関西空港駅【南海】—<南海空港線急行>—新今宮駅【南海・JR】—<JR大和路線快速>—木津駅【JR】(約90分)