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笠置町(かさぎちょう)は、京都府の最南端、相楽郡の東部に位置し、南は奈良市に接している木津川上流の山峡にあり、歴史と自然を素朴に漂わせている静かな里です。
国の史跡名勝に指定されている笠置山を中心としたこの地は地形全体が渓谷の様相になっていて、様々なところに巨岩奇石が見られ、全身で四季を感じることができます。
笠置山は、巨石の前から弥生時代の遺物が出土し、古来から巨石に対する自然崇拝が行われ、笠置寺縁起には天智天皇の皇子遊猟の図、弥勒石仏彫刻図、南都東大寺への木材搬出の図など笠置寺の伝説と歴史が描かれています。
平安時代から鎌倉時代にかけては弥勒信仰の聖地として全盛を極めましたが、元弘の変では後醍醐天皇と鎌倉幕府との攻防戦の結果、全山焼失衰退し、以降歴史とロマンを深く秘めて静かに時が流れ過ぎてきました。
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京都府立笠置山自然公園
- 木津川の南岸にそびえる笠置山は、古くからの修験道場。
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笠置キャンプ場
- 木津川河川敷沿いに広がる約3万平方メートルの河川敷は
春は桜がたくさん見えるキャンプ場です。
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笠置寺弥勒菩薩磨崖仏
- 日本最古の線形磨崖仏。
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